最初のドラゴンハンター - ヌオン
ヌオンはついに、ミサゴンを狩る方法を見つけた。
グィオニードの森で最も大きな巨木を引き抜き、数年をかけてミサゴンの胸を貫くための槍を削り出した。さらに数千本の木を伐り倒し、その槍を放つためのバリスタを用意した。準備を終えたヌオンは、この巨大な槍を“龍の死”と名付けた。
龍の死を城壁の上へ据えようとした時、単身でミサゴンを狩るために旅立っていたベサラが帰還した。
ヌオンの準備を見たベサラは、それでもミサゴンを狩ることはできないと言った。彼は数年にわたってミサゴンを追い、ある時には高い山へ登り、ミサゴンが地上へ近づいた瞬間を狙って攻撃したという。だが、どの武器を用いても傷一つ付けることはできなかった。
ただし、ベサラには一つ分かったことがあった。ミサゴンの不可思議で尽きることのない力は、その影と深く結びついていたのだ。すなわち、ミサゴンの影を薄め、あるいは消し去ることができれば、龍の死でもミサゴンを狩れるはずだった。
太陽が空にある限り、大地に落ちる巨大な影を消す方法はなかった。夜は初めから、夜目の利く龍の領分だった。
賢者たちは知恵を絞った。幾何学者ヘタグは、太陽がいくつもあり、四方から光が差せば影も薄くなるのではないかと考えた。
もちろん、太陽を増やすことはできない。だが、地上に太陽の光を映す巨大な鏡があればどうだろうか。
ヌオンは三つの鏡を作り上げた。グィオニードの森の湖を凍らせ、アイスキングダムの崖を氷で覆い、最後に川を逆流させて大陸の北に巨大な氷壁を築いたのである。三つの鏡はボーンプレイス北部の城壁の下を指す角度に置かれ、バリスタは城壁の上へ設置された。
三つの鏡が反射した三つの太陽が、ボーンプレイスの上空へ飛来したミサゴンの影を薄めた時、ヌオンは龍の死を放った。そしてついに、ミサゴンは墜落した。
その後の物語は、ほとんど伝わっていない。かすかに残る話によれば、ヌオンは勝利を祝ってミサゴンの肉を切り分け、食したという。ミサゴンの骨は今も、ボーンプレイスの全域に自然物のように残されている。
失われたのは、その時の記録だけではなかった。ミサゴン狩りの後、ヌオンはすべての記録から姿を消した。最後の時代に最も大きな龍を狩り、ともに消滅してしまったかのように。
ヌオンはミサゴンを狩るために生まれた種族であり、ミサゴンを殺した瞬間にともに消える運命だったのだと語る者もいる。だが、それがどこまで真実に近いのかは分からない。
韓国公式サイト『ルシウスの記録』より