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『ArcheAge Chronicles』無料デモプレイレポート。圧巻の映像美と、良い意味で「ArcheAgeらしくない」冒険
Steam Next Festで配信中の『ArcheAge Chronicles』の無料デモは、配信初日の最大同時接続者数が2万人を超え、Steam Next Festの「話題の近日登場」「人気トップの体験版」でも配信直後に首位を記録した。好調な滑り出しを見せている。
今回は無料デモを実際にプレイし、映像美や戦闘、探索、生活要素について感じたことを紹介する。原作で印象的だった生活コンテンツよりも、探索とアクション戦闘が前面に出ている。
デモは日本語に対応していないため、今回は英語でプレイした。アジア向けには韓国(KR)と香港(HK)のサーバーが用意されている。韓国サーバーを選んだところ、遅延を感じることなく遊べた。
作り込まれた世界と圧巻の映像美
何よりも目を引いたのは、作り込まれた世界と圧巻の映像美だ。風に揺れる草花、舞うコイン、壊れる箱など、細部まで作り込まれている。光の表現も美しく、「この世界を歩きたい」という気持ちにさせられた。
昼夜の移り変わりに加え、晴れ・曇り・雨と天候も変化する。朝もやに包まれた景色や夕日の光も美しい。時間や天候によって同じ場所でも見え方が変わり、探索の楽しさが増している。
ネットワークテストでは要求スペックの高さが指摘されていたが、今回のデモは比較的軽快に動いた。グラフィック設定を細かく調整でき、DLSSなどのアップスケーリングやフレーム生成機能も利用することで、高画質を保ちながら快適に遊べた。
要求スペックはやや高めに感じるが、その分、画面に広がる景色は見応えがある。フィールドを歩いているだけでも、次に見える場所へ行ってみたくなる。映像の美しさが探索の動機になっているのは、本作の大きな強みだ。
セルフィーモードも実装されており、キャラクターの表情やポーズを変えながら、美しい景色の中で写真を撮ることができる。
ソフトターゲットロックのアクション戦闘
戦闘のアクション性はかなり高い。攻撃を続けるだけではなく、敵の動きを見て回避やパリィを挟み、SPを管理しながら攻める必要がある。
ソフトターゲットロックも実装されており、ノンターゲット型の戦闘ながら、敵をカメラに捉え続けやすい。
基本操作は弱攻撃(左クリック)、強攻撃(右クリック)、回避、パリィ。これらを組み合わせることで技が変化する。画面上に操作ガイドが表示されるため、コンボのつなぎ方も理解しやすい。少ない入力で多彩な動きを引き出せるのが印象的だった。
本作はキーボードとマウスのほか、ゲームパッドにも対応している。ゲームパッドでも違和感なくプレイできた。
フィールドボスやダンジョンボスを倒すと、アイテムやスキルポイントなどを獲得できる。腕を試すだけで終わらず、次の成長につながるのがうれしい。
2種類の武器を切り替えながら戦うこともできる。武器ごとに異なる攻撃パターンを使い分けることで戦闘の幅が広がり、敵の種類や状況に応じた立ち回りを楽しめる。
歩くことが成長につながる
プレイして特に印象に残ったのは、探索そのものが冒険の中心にあることだ。フィールドを歩けば新たな発見やクエストがあり、それが成長につながる。強くなって次の場所や敵に挑むという「探索、成長、攻略」の循環を自然に楽しめる。
デモでプレイできる範囲は限られているものの、地域ごとの実績や収集要素も豊富に用意されており、寄り道や収集が好きな人にはうれしい内容だ。目的地へ一直線に向かうより、道中で見つけたものを追いかける時間が楽しい。
製作とハウジング
製作では、ポーションや素材、武器・防具などが獲得できるようだ。また、農業、採集、料理、製錬などの熟練度があり、上げると収穫量が増えたり、製作レシピが解放されたりするようだ。戦闘と探索が前面に出ている一方で、生活系の要素もしっかり用意されている。
クエストで手に入るグライダーのほか、製作できるグライダーも2種類確認できた。
デモではハウジングを利用できなかったが、住宅と増築棟の製作レシピをそれぞれ6種類確認できた。キッチンや製錬所などの付加施設も確認できた。
良い意味で「ArcheAgeらしくない」
原作を思わせる要素もある。グライダーはかなり早い段階で手に入り、スロットにセットして滑空できる。空から地形を眺め、次の行き先を探す感覚は、確かに『ArcheAge』の世界にいると感じさせてくれた。
ヌイの女神像、冥府の石、ブルーソルト商会といった、原作を思わせる要素も登場する。
ただし、遊び心地は原作の続編とも、いわゆる韓国産MMORPGとも違う。『ArcheAge』の物語や世界観を受け継ぎながら、探索とアクションを軸にしたRPGとして組み立て直した作品だというのが、今回の印象だ。原作と同じ遊びを期待すると驚くかもしれないが、この方向性には独自の魅力がある。
無料デモは日本時間10月27日2時まで配信中。日本語非対応という壁はあるものの、映像と操作感だけでも確かめる価値はあると感じた。