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『ArcheAge Chronicles』PvPの仕様を公開。PvPは専用チャンネルのみに
『ArcheAge Chronicles』のグローバルPM・Don氏が、ゲーム内のPvPについて説明した。
今回の投稿では、クリエイティブディレクター兼リードゲームデザイナーのJay Lee氏が、チャンネル制を軸にした現在の仕様と今後の構想を紹介している。
Don氏らのメッセージの日本語訳は以下のとおりだ。
『ArcheAge Chronicles』のPvPについて
皆さん、こんにちは。
『ArcheAge Chronicles』のグローバルPM、Donです。私の自己紹介をまだ読んでいない方は、ぜひそちらもご覧ください。今後はこうした投稿を通じて、私たちがどのような考えでゲームを作っているのかをお伝えしていきます。
最初の詳しい紹介では、多くの方が関心を寄せているPvPを取り上げます。正直に言うと、私は少しひいき目かもしれません。MMOでPvPをするのが個人的に大好きなので、この話をずっと楽しみにしていました。
ただ、戦いの話に入る前に、まずプレイヤーがゲーム世界にどう分かれて配置されるのかを説明させてください。これが『ArcheAge Chronicles』のPvPのあり方を大きく左右するからです。
チャンネルの仕組み
サーバーにログインしても、そのサーバーの全プレイヤーが集まる一つの巨大なエリアに入るわけではありません。各エリアはいくつかのチャンネルに分かれ、それぞれが別のプレイヤー集団を持つ独立した空間になっています。
現在、一般的なチャンネルに入れるのは約100人です。用途によって上限が異なるチャンネルもありますが、ほとんどのエリアはこの規模です。9月のネットワークテストでは、チャンネルが満員で、そこにいるプレイヤー全員が同時に戦っていても、サーバーは安定して動作しました。そのため、オープンワールドの多くの場所で「100人」はサーバーの性能上の限界ではなく、設計上の選択です。混雑しすぎず、かといって閑散ともしていない、生きた世界にしたいのです。このバランスは、『ArcheAge Chronicles』が目指すMMO体験にとって大切な部分です。
今後も様子を見て、必要なら調整しますが、現時点では狙いどおりの感触が得られています。
チャンネルを自分で選ぶことはできません。ゲーム側が行き先を決めます。ただし、パーティーを組んでいればエリアを移動しても一緒に行動でき、フレンドと別のチャンネルに入った場合は、相手のチャンネルへ移動して合流できます。
ダンジョンや探索中に見つける一部の場所は、自分やパーティーだけの専用エリアになります。ボスとの戦いや物語の場面に、ほかのプレイヤーが割り込んで難易度を下げたり、先に終わらせてしまったりしないためです。
ただし、すべてのチャンネルが同じルールで動くわけではありません。ここからPvPの話につながります。詳しい仕組みは、私よりも深く関わっている人物からお話ししましょう。
クリエイティブディレクター、Jay Leeの紹介
Jayは14年間『ArcheAge』に携わってきました。原作ではデータ分析から始め、ゲームの企画・開発を経て、4代目のリードゲームデザイナーを務めました。『ArcheAge Chronicles』には初期構想から参加し、現在はクリエイティブディレクターとリードゲームデザイナーを兼任しています。
Jayは、『ArcheAge Chronicles』を遊んだときの感触を形作っている中心人物の一人です。私自身も、さまざまなシステムの設計思想を理解する上で、彼に大いに助けられました。今回はPvPについて、彼自身の言葉で説明してもらいます。
Jay、お願いします。
現在のPvP:Jay Lee
皆さん、こんにちは。企画チーム長のイ・ジェファン(Jay Lee)です。
『ArcheAge Chronicles』は、プレイヤー一人ひとりの体験と世界への没入感を大切に設計されています。PvPへの取り組み方も、その考えに基づいています。望んでいない戦いに何度も巻き込まれるのではなく、同じような体験を求める人たちと遊ぶかどうかを、自分で選べるようにしたかったのです。冒険をPvPで中断されたくない人もいますから。
そこで、PvPをチャンネルを中心とした仕組みにしました。
2種類のチャンネル
通常チャンネルでは、プレイヤー同士は攻撃できません。ほかのプレイヤーを警戒せずにクエストや探索を楽しみたいなら、主にこちらで過ごすことになるでしょう。
PvPチャンネルでは、パーティーやギルドのメンバーを除く、ほかのプレイヤーから攻撃を受ける可能性があります。それ以外は通常チャンネルと同じエリアで、モンスターやクエストも変わりません。
二つのチャンネルを切り替えるには、ヌイ像を訪れてください。切り替えにはクールダウンがあるため、戦いが不利になった瞬間に安全な場所へ逃げ込むことはできません。
PvPチャンネルでモンスターを倒すと、追加のリスクに対して経験値が10~15%多く得られます。ただ、オープンワールド全体で得られる経験値のうち、モンスター討伐によるものは一部にすぎません。そのため成長速度全体への影響は小さく、バランスを見ながら数値も調整しています。報酬よりも、PvPそのものを楽しみたいからPvPチャンネルを選んでほしいと考えています。
この形にした理由
現時点では、仕組みがそれほど多くないことに気づくかもしれません。決まった目標も、時間を指定した戦闘もありません。細かく筋書きを決めたPvPモードから始めるのではなく、誰が誰と戦えるかという明確なルールと、その舞台となる世界を用意しました。そこで何が起きるかは、ほとんど皆さん次第です。
誰がチャンネルを支配し、それに誰が挑み、誰と誰が手を組むか。そうしたプレイヤー主導の争いは、私たちが用意するどんな筋書きよりも価値があると考えています。原作『ArcheAge』の印象的な物語の中には、プレイヤー同士が集まり、競い、駆け引きを重ねることで生まれたものがありました。『ArcheAge Chronicles』でも、その余地を残したいのです。
Steam Next Festのデモで体験できること
デモでは、開始直後からPvPチャンネルを利用できます。物語を一定まで進める必要はありません。ヌイ像を見つけてPvPチャンネルに切り替え、何が起きるか試してみてください。
デモでは4クラスすべてをプレイでき、各クラスで2種類の武器が使えます。ほかのプレイヤーを相手に、さまざまな構成を試せるはずです。
ここで、まだお話ししていなかったことを一つ。以前公開したPvP映像では、ロングソードを持ったウォーリアーを私が、手斧を持ったレンジャーをHamプロデューサーが操作していました。遠距離攻撃をパリィで弾き返すのは、とりわけ楽しかった場面です。皆さんもぜひ試して、感想を聞かせてください。
今後のPvPについて
次は、多くの方が気になっている今後の話です。
その前に、ここからお話しするのは私たちが目指している方向であり、変更の可能性があることをご理解ください。すでに開発を進めているものもあれば、まだアイデアを話し合っている段階のものもあります。実際に皆さんがどう遊び、どんな意見を寄せてくださるかによって、多くのことが変わります。何も分からないままお待たせしたくなかったので、今の考えを共有します。
現時点では、ほかのプレイヤーを倒しても報酬は得られません。まず基本の仕組みを整えるため、報酬の導入は見送っています。Steam Next FestのデモにはキルログとPvP実績があり、勝利の記録は残ります。ランキングやトロフィーは、リリース後のアップデートで追加される見込みです。主に実績を誇れるようにするためのもので、PvPを経済的な競争にはしたくありません。
さらに先の話として、より明確な目標を持つPvPも検討しています。その話は、たいてい貿易に行き着きます。たとえば、PvPチャンネルを通る貿易や、交易拠点を奪い合い、守るギルド同士の戦いです。原作『ArcheAge』を遊んだ方なら、貿易がいかに緊張感のあるものだったか覚えているでしょう。その体験を『ArcheAge Chronicles』に合う形で取り入れたいと考えています。
ただし、これはまだ初期の検討段階で、多くの調整が必要です。実装の約束とは受け取らないでください。現時点での構想をお伝えしているだけです。
こうした案が具体化したら、さらに詳しくお話しします。テストできる段階になれば、PvPを楽しむ皆さんにも早くから参加してほしいと考えています。
お読みいただき、ありがとうございました。ここからはDonに戻します。
詳しく説明してくれたJayに感謝します。今後の投稿では、ほかのチームメンバーの声もお届けします。
PvPは、皆さんと一緒に作り上げていきたい要素です。Steam Next Festが始まったら、ぜひPvPチャンネルに飛び込んで試し、良かった点も悪かった点も教えてください。私も皆さんの声を読みます。
まだの方は、『ArcheAge Chronicles』をSteamのウィッシュリストに追加してください。DiscordやXでも私たちの情報をご覧いただけます。
それでは、オーロリアでお会いしましょう。PvPチャンネルでも会えるかもしれませんね。
Don
『ArcheAge Chronicles』グローバルプロジェクトマネージャー
XLGAMES
(出典:ArcheAge Chronicles Steamニュース)